デザイン思考2

1.イノベーションの定義

 イノベーションとは「昨日を捨てること」である。

  イノベーションの分類
 ・技術面での変化の速度による分類
  ①漸進的イノベーション(Incremental Innovation)
  ②革新的イノベーション(Radical Innovation)

 ・既存有力企業に対する影響力による分類
  ①持続的イノベーション(Sastaining Innovation)
  ②破壊的イノベーション(Disruptive Innovation)

    (『イノベーションのジレンマ』クレイトン・クリステンセン著 より)

 イノベーションとは「奇抜で誰も思いつかない、想像もできないもの」ではなく「どこにでもあるけど気づいていなかっただけのもの」

→需要は今既に存在している。人々が無自覚な部分を発見し、刺激すること

 

2.第四次産業革命 →パラダイムシフトの時

 産業革命は新たな技術が生まれ、世の中の価値観が大きく変わる。

 ・第一次産業革命
   石炭をエネルギーとする蒸気機関による自動化、機械化(18世紀後半)
 ・第二次産業革命
   電力、石油が主力エネルギー。鋼や鉄鋼が大量生産可能となる(20世紀後半)
 ・第三次産業革命
   コンピュータの利用により、自動化が更に進展(1980年代)
 ・第四次産業革命
   IoT、全てのモノがインターネットにつながる。
   社会のいたるところに存在する多様なデータの収集、蓄積、解析による
   新たな価値創出と課題解決。

 

3.イノベーションは繰り返される

 すべての商品には寿命がある。最盛期を迎えた後は衰退する。衰退しきる前に新しい商品を生み出すことが企業が存続する条件となる。