高負荷メンタルトレーニング

当方、基本的に身体に負荷をかけることをトレーニングと信じて疑っていません。

ランニングを行えば脚の筋肉と呼吸器、心拍系のトレーニング。

筋トレはもちろん筋肉のトレーニング。

お酒は肝臓のトレーニング。

ショッキングな出来事はメンタルのトレーニングになるわけです。

 

レーニングというからにはいきなり高負荷をかけてはいけません。我々は育ち切っていない筋肉ではバーベルを利用したトレーニングなどできるわけがなく、自重ですら満足にトレーニングを行うことができないことを知っているのです。

 

つまりトレーニングと銘打つからには徐々に負荷を上げていくこと、これが肝要なわけです。そして負荷をかけたあとの休息。これもトレーニングには必須です。負荷をかけ、軽く痛めつけたところが超回復する、その一連のサイクルこそがトレーニングの有意味性といえるのではないかと思うのです。

 

そのような意味でお酒を飲めば当然に肝臓が鍛えられ、より多くのお酒を飲めるようになるはずです。そして負荷をかけたあとに休肝日を用意すること、これがなければ超回復のフェーズがないのでお酒が強くならないこと、お酒を飲むことをしばらくやめるとお酒に弱くなったように感じること、すべてがトレーニングの観点から説明できるのです。

 

よって自分自身の身体の一部である、そのメンタルも同様の手法でトレーニングできることが推察されます。ただし、負荷を徐々にかける、この点においてメンタルのトレーニングは非常に難しいといえます。なぜならメンタルに負荷をかけるそのストレス要因が、当人にとってどれくらいの負荷となるのかが見える化されていないからです。ストレスを数値化する試みはそれなりの事例がありますが、メンタルが鍛えられている人と鍛えられていない人では、その負荷のかかり方が違う、すなわち、トレーニングになる負荷かどうかが判断できない、ということが問題になるわけです。

 

当方も営業マンとしてそこそこのメンタルトレーニングを経験してきた自負はありますが、今回は相当に高負荷でした

・旧友の代表(齢40くらい)が急逝した。

・すげー仲いい代表(齢30くらい)が失踪。

そんなことお構いなしに、通常業務のストレスがかかってくるわけです、ええ。

流石につらいなー、一週間くらい休みたいなー、そうだインフルにかかろうとか思うと、周りから怒られるわけです。メンタル超回復させてほしい気持ちを理解して頂けただろうところで終わりです。